福島市の夏の一大イベントといえば、『福島わらじまつり』です!
50回目の節目となった今回は、昭和から平成にかけて続いてきた「わらじまつり」が最後となり、2019年8月3日(土)から「新わらじまつり」として生まれ変わることとなりました。
令和もはじまり、最後に平成までのわらじまつりを見納めたい…!
8月2日(金)スケジュール
■16:30〜:修祓式
■17:05〜:わらじ競争
■18:05〜:わらじおどり(I部・Ⅱ部)
■19:45〜:ダンシングそーだナイト(I部・Ⅱ部)
■21:15〜:引継式
当日は夕方から開催された「平成わらじまつりファイナル」
歴史ある「わらじおどり」や、若者が多数踊るポップな「ダンシングそーだナイト」など、ダンスメインのお祭りでした。
初日だけで総勢5000人以上が踊っている祭りは圧巻です。
市内の飲食店が参加する出店!
お祭りということで、「おまつり広場」という出店が集まるエリアもあります。
やはり、若者に人気のタピオカドリンクやチーズハッドグを出すお店が多い印象でした!
今回は、内装が一面ピンクで可愛らしい、Miss Moon Cafe(ミスムーンカフェ)に行ってまいりました! Miss Moon Cafeは、2019年3月30日にオープンし、若者に人気のタピオカ&ワッフル[…]
Miss Moon Cafe様も店舗前で出店をやっていましたし、福島市内の飲食店もこぞってわらじまつりに参加しています。
暑い夏にかき氷も最高ですし、ビールを飲みながらゆったりと楽しむ祭りもいいですよね!
ちなみに、街なか広場近くには、健脚わらじの展示もありました!
走れ!わらじ競争
福島市の中央街である国道13号線の一部を貸し切って行われるわらじまつり。
最初の目玉は、10人でわらじを担いで走りタイムを競う、わらじ競争!
小学生の部と女性の部は、約3mの小わらじを乗せた車輪付きの台を引いてゴールまで運びます。
また、一般の部は、男性10人で約5mの健脚わらじを担いで走りますが、途中子供たちによる水かけの妨害が…。
約250m先のゴールまで突っ走り、各部門でタイムの早かったチームが優勝となります。
一般の部では、予選→3位決定戦→決勝の流れになっていて、どの試合も見応えがありました!
わらじ音頭に合わせて!わらじおどり
I部とII部に分かれ、福島市内の企業や団体が「わらじ音頭」の曲に合わせて踊る「わらじおどり」。
すべての団体が一堂に同じ振り付けで踊って大変美しいのです!
↑小幡市長も、福島市役所の職員と参加していました!
大きなわらじが、数十人の大人で担がれていて、その上には人も乗っています。
そんな中、わらじが沿道に寄ってきました…!
健脚祈願ということで、観客もわらじに触れることができます。
作曲家・古関裕而
わらじおどりで使われている楽曲「わらじ音頭」は、福島市出身の作曲家である古関裕而さんの作品です。
実は、古関さん、2020年4月から放送される朝ドラ「エール」のモデルになっている方なのです!
生誕110年を迎え、市民に愛され続ける楽曲を残した古関さんの「わらじ音頭」。
平成のわらじまつりは見納めになりましたが、新生わらじまつりにその想いも引き継がれたことでしょう。
↓古関裕而さんの楽曲は下記からお求めいただけます↓
ヒップホップ調!ダンシングそーだナイト
わらじおどりが終わると、会場が一気にダンスホールのような雰囲気に!
「ダンシングそーだナイト」という、わらじ音頭をヒップホップ調にアレンジした楽曲が使用されています。
わらじ音頭と違うのは、各団体でダンスの振り付けが考えられていることです。
一曲終わるごとに移動があるので、様々な団体のダンスを見ることができます。
ダンススクールや大学の有志などが参加していて、衣装も華やか!
キレのあるダンスを繰り出す団体や、一輪車を使ったパフォーマンスを見せてくれるところもありました。
また、II部の最後には、「ワラジーズ」による生歌も!
若者が、祭りを盛り上げているのっていいですよね^^
素敵なダンサーが勢ぞろいで、見ていて楽しかったです!
平成ファイナル〜新わらじまつりへ〜
今回は、「平成わらじまつりファイナル」ということで、「第50回福島わらじまつり」の初日の様子をご紹介しました。
夕方といえどかなり暑い福島市ですが、それに負けないくらい市民の熱気も最高潮で盛り上がりを見せたわらじまつり。
見納めとなった平成までの「わらじ音頭」ですが、次からは、ギタリストで作曲もなさる大友良英さんのプロデュースにより「新わらじ音頭」として生まれ変わります!
東北絆まつりで初披露されたものを見ましたが、従来の「わらじ音頭」をベースに、さらにノリの良い楽曲に編曲されていました。
↓東北絆まつりレポ記事はこちらから↓
ついに東北絆まつりが福島市内で開催されました! 東北絆まつりは、東北6県の夏祭りを一度に見れる盛大なお祭り。 前回は盛岡市でしたが、今年は福島県で行われるということで、時間の許す限り見てき[…]
令和を迎えて新しく生まれ変わった「新わらじ音頭」も、引き続き人々に愛されることでしょう!
最後に見納めができて本当に満足でした。